経 絡 発 生
脊髄動物の体は、頭部を例外として一定の分節に分けられる。このような分節的構成のなごりは、ヒトでも椎骨、肋骨、肋間筋にみとめられるこの分節構成は中胚葉の組織みられ外胚葉由来の組織には見られない。脊髄より出入り繊維は椎間孔を通るさいに脊髄神経として束になり体幹手足に分布する。知覚神経は帯状の皮膚領域を支配しており、この一部分は経絡といわれ、また特定の場所はつぼとなる。
※ 4足歩行より2足歩行へ移行にともない皮膚分節領域が微妙に変化し、現在の経絡路になったとされる。
BC403
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夏
商
西周
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創世記
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【原始つぼ】
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穴数
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BC221
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秦
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発芽期
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160 |
BC206
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漢
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発展期
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【 甲 乙 】
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349 |
AC618
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唐
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同上
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【 千金翼 】
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349 |
AC907
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宋
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成熟期
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【 銅 人 】
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354 |
AC960
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元
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同上
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【 発 揮 】
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354 |
AC1271
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明
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同上
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【 大 成 】
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359 |
AC1368
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清
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融合期
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【 逢 源 】
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361 |
AC1949
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中華人民共和国
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同上
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中医の保護、発展
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361 |
AC1989
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現在
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完成期
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WHO認定
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361 |
- 99/03/08 更新
BBH 小 川
内経 現存する最古の古典は「黄帝内経」、「傷寒雑病学」、「神農本草経」の三典がある
中国古代医学は西暦紀元前後に体系が記述されたが、経験はそれより数百年は
過去に逆のぼり、発生時期は戦国時代BC403−221と考えられる。
黄帝内経 生理・解剖・病理・養生法・針灸術の記載
「黄帝内経素問」
「黄帝内経霊枢」
傷寒雑病学 西暦200年 張仲景
「傷寒論」
「金匱要略」
神農本草経 動、植、鉱物などの生体と薬効を記載
後漢時代 紀元25−220 薬物365品目収録