※ むかしむかしの大昔、まだなにも無く、なにも見えなく、ただ薄暗い、もやもやとした空間が果てしなく続いてた、その上の高くさらに高いところに、深く澄み切った天空が広がり、天地の回転運動により下界は渦巻きながらかき回されて固まり、陰と陽に別れ、さらに赤黄白黒青の五元素が生まれ、陰陽の法則にしたがって十二に分化して経絡が発生する。病気とは陰陽の平衡が乱れたほかにならない、病気の治療とは陰陽の平衡をとりもどすことである。
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大極より両儀が生じる(夏至と冬至で季節を等分する)
両儀より四象を生じる(春分と秋分を境に四分割する)
四象より八卦が生じる 【 医 易 同 源 】
大 極 |
陽 |
陰 |
太陽 |
少陰 |
少陽 |
太陰 |
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太陽 |
少陰 |
少陽 |
太陰 |
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易は偶然の積み重ねによって、たまたま現われる突然でなく必然の暗示である。
【陰陽五行思想】
古くから現代に至るまでつながっている思想で、元は古代中国において、陰陽思想と五行思想が融合したものが陰陽五行思想ですが、簡単には超原始時代に、天地が未だ別れずに混沌とした状態から「陽」の気が上昇して天となり、「陰」の気が下降して地になったとされるのが陰陽思想です。
天と地、陰と陽というまったく相反する性質が、原始の混沌から生まれた間柄が特徴で、互いに行き来してまた交換・交合するものである。これを「天地」と置き換えます。
次に五行思想であるが、初めに生まれた天地が交換・交合を繰り返した結果として、天上では、太陽(日)と、太陰(月)、それに木星・火星・土星・金星・水星の五惑星をはじめとして、数々の星が誕生する。
地上では、同じくして、木火土金水の五元素が生じ、この五元素の輪廻や交換を五行と言うのである。つまり木火土金水の「五」元素が輪廻、作用を「行」うという事である。
「陰陽五行思想」とは自然を自然のままに扱い、読みとる。 自然の法則 【原理原則】
【原理】
(1)もののよって立つ根本法則。認識または行為の根本法則。→原則。
(2)他のものがそれに依存する本源的なもの。世界の根源、ある領域の事物の根本要素。
【原則】
(1)他の諸命題が導きだされる基本の命題。
(2)人間の活動の根本的な規則。原理とほぼ同義に用いられるが、原理の方が広い。
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【表裏】・・・表裏とは、病邪がいる場所をあらわすものです。漢方では、病邪が体内に進入することによって病気がおこると考えます。病邪は普
通体の外側から進入してくるので、最初は体表近く(表)を犯し、病気が進行するにつれて内蔵など内側(裏)に入ります。
【寒熱】・・・寒熱とは、病態が寒性か熱性かを示すものです。寒証には、寒邪が体内に進入することによって起こるものと、陽気不足によって起こ
るものがあります。おなじように熱証には、熱邪が進入することによるものと、陰虚(陰が不足した状態)によるものがあります。寒熱は体温計
ではかるものではなく、本人が熱いと感じているか、寒いと感じているかによります。
【虚実】・・・虚実とは、病邪に対する抵抗力の強さを表したものです。抵抗力が弱いのが虚証で、強いのが実証です。実証では、病邪が進入す
ると生体が強く抵抗するので発熱、痛みなど症状が強くでます。虚証ではそうでもありません。
【陰陽五行説】
古代中国に起源をもつ哲理。一切の万物は陰・陽二気によって生じ、五行中、木・火は陽に、金・水は陰に属し、土はその中間にあるとし、これらの消長によって天地の変異、災祥、人事の吉凶を説明する。→五行・陰陽道(オンヨウドウ)
【五行易】
易の六十四卦(ケ)の各_(コウ)に五行を配して吉凶を判断する占い。
【陰陽五行説】
1) 五行相剋説 … 鄒衍(BC 320 〜 250)によって唱えられた王朝交代のための革命理論を基とする。夫婦関係ともいい、互いに抑制しあう関係。木→土(木は土の中に根を張り、養分を吸収する)、土→水(土は堤防を創ることによって水の流れを抑える)、水→火(水は火を消す)、火→金(火は火力により金属を溶かす)、金→木(金属は刀や斧となり、木をきる)
2) 五行相生説 … 董仲舒(BC 179 〜 104)によって唱えられた。母子関係ともいい、互いに生み生まれる仲のよい関係。木→火(木が燃えて火が生まれる)、火→土(火が燃え尽きると灰土となる)、土→金(金属は土中より産出する)、金→水(水源は金鉱のあるような所にあたる)、水→木(木は土中の水分を吸収して生長する)
3) 五行土王説 … 「土」が他の四行よりも一段と強い関係。土が中心にある。
【陰陽】
中国の易学でいう、相反する性質をもつ陰・陽二種の気。
万物の化成はこの二気の消長によるとする。日・春・南・昼・男は陽、月・秋・北・夜・女は陰とする類。
天地の間にあって、万物を発生させる働きがあるという、陰と陽の気。「天地無窮極、陰陽転相因=天地窮極無ク、陰陽転ジテアヒ因ル」〔曹植〕_相対する性質の、天地・日月・寒暖・男女・表裏・春秋・生死・上下・君臣などのこと。_オンヨウ・オンミョウ〔国〕_「陰陽_」と同じ。_「陰陽道」の略。_「陰陽師」の略
【陽】= 会意兼形声。
昜ヨウは、太陽が輝いて高くあがるさまを示す会意文字。陽は「阜(おか)+音符昜」で、明るい、はっきりした、の意を含む。
【陰】= 会意兼形声。
右側は、「云(くも)+音符今(=含。とじこもる)」の会意兼形声文字。湿気がこもってうっとうしいこと。陰はそれを音符とし、阜を加えた字で、陽(日の当たる丘)の反対、つまり、日の当たらないかげ地のこと。中にとじこめてふさぐの意を含む。
【陰陽五行説】インヨウゴギョウセツ 万物を構成する五つの根源的な物質とされる木・火・土・金・水を陰陽に配し、その消長によって天体の現象や人事関係を説明する思想。▽戦国時代の末、鄒衍スウエンにはじまるという。
【五】= 指事。×は交差をあらわすしるし。
五は「上下二線+×」で、二線が交差することを示す。片手の指で十を数えるとき、→の方向に数えて五の数で←の方向にもどる。その転回点にあたる数を示す。また、語ゴ(話をかわす)・悟ゴ(感覚が交差してはっと思いあたる)に含まれる。
▽証文や契約書では、改竄カイザン・誤解を防ぐために、伍と書くことがある
【行】= 象形。
十字路を描いたもので、みち、みちをいく、動いて動作する(おこなう)などの意をあらわす。また、直線をなして進むことから、行列の意ともなる。
【陰陽家】
古代中国に起源をもつ哲理。一切の万物は陰・陽二気によって生じ、五行中、木・火は陽に、金・水は陰に属し、土はその中間にあるとし、これらの消長によって天地の変異、災祥、人事の吉凶を説明する。
【気】会意兼形声。
气キは、いきが屈曲しながら出てくるさま。氣は「米+音符气」で、米をふかすときに出る蒸気のこと。
天地間を満たすと考えられるもの。また、その動き。
【五行】
中国古来の哲理にいう、天地の間に循環流行して停息せぬ木・火・土・金・水の五つの元気。
万物組成の元素とする。木から火を、火から土を、土から金を、金から水を、水から木を生ずるを相生(ソウシヨウ)という。
また、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に剋(カ)つを相剋(ソウコク)という。これらを男女の性に配し、相生のもの相合すれば和合して幸福あり、相剋のもの相対すれば不和で災難が来るという。
【陰陽五行説】
涅槃経では聖行・梵行・天行・嬰児行・病行、起信論では布施・持戒・忍辱・精進・止観。
【皮膚分節】 ヒフブンセツ dermatome
《皮膚知覚帯,皮節》
脊髄後角の脊椎分節による皮膚痛覚の支配領域を示したもの.皮膚分節図(dermatome)は体前面,体背面により多少異なる.通常pin
prickにより判定する